2016/10/10

■冒頭集:矢作俊彦

こうして彼は、新幹線"こだま"で日本に帰った。東京駅で降りると、何より先に公衆電話を探した。
矢作俊彦『ららら科學の子』(2003年/文藝春秋)
何年前になるだろう、話題になった樋口毅宏『さらば雑司が谷』を読み終えて、おもしろかった、けれども、これなら、矢作俊彦を読んでいればいいかな? と思ったことでした。

「矢作俊彦ファン」と言えるほどたくさんを読んではいないけれど、好きとは言える。死ぬまでにまだもう数冊は読みたい。


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