2016/10/24

■『淵に立つ』ほか

某日。立川のシネコンへ、嫁はんと。『淵に立つ』(深田晃司監督/2016年)。16時からの回は客席まばら。

コクのあるつくりを堪能。いい映画、残酷な映画でした。

映画のあと、当初からの予定どおり立川の街をぶらぶらして、晩ごはんのお店を探す。立川は近いわりにふだんあまり来ないので、おもしろい。すると、看板に「トスカーナ」。え? あのトスカーナ? むかし何度か食べに行ってたトスカーナがここに移転したの? 

入って、店員さんに聞いてみると、やはり、あのトスカーナ。

イタリア料理店ですが、当世の小洒落た感じではなく、「昔ながら(1960年代創業)、あくまでイタリアっぽい、でも日本的解釈のイタリアっぽさ」といった店。私のなかでは、ニコラス(福生)からバタ臭さ(アメリカ臭さ)を取り除いて小ぢんまりさせた感じ。

サラダとタンシチューとピザ(チーズたんまり)、おいしくいただく。

古い店が落ち着く。年寄りには、今風の店は敷居が高い。おいしいんだろうけど、雰囲気に入っていけない。

腹ごなしに歩く。西国立駅(南武線)で電車に乗る手もあったが、ついでだから、家まで歩く。夜道が気持ちいい。




週刊俳句・第496号に、《八田木枯の一句 秋夕やけ西のあはれを照らすなり》を寄稿。
http://weekly-haiku.blogspot.jp/2016/10/blog-post_23.html



某日。小石川後楽園涵徳亭の予約に行く。来年4月で、『週刊俳句』は10年。記念のオフ会の会場として使うのです。

みなさま、2017年4月16日(日)午後から夜まで、あるいは午後か夜のどちらか、あけておいてください。

なにをやるかはこれから運営数名で考え、決めていきます。

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