読まなくていい記事、つまらない記事を、最初の数行で見分ける方法があります。おもに文芸記事だけど。例外はあるけど。
編集部からコレコレこういうことについて書けと依頼があった。と、こんなふうに始まる記事は、読み進めなくていいです(この書き出し、わりあい多いですよ。自分もたくさんじゃないけど、やっちゃったことがあるような気がする)。
書きたいわけじゃない、依頼があったから書くけどさ、と宣言しているわけですから、おもしろい記事にはならない。
ある企画があって(あるいはレギュラーな記事があって)、そのテーマに適切な執筆者に依頼するというのが、編集の理想ですが、そうならないときもある。
最近、内田樹がいかにもいやいややる気なく引き受けた書評が話題になった(≫こちら参考)。ネームバリューとか、引き受けてくれ易さとか、そういうので執筆者が決まることが、残念ながら多々あるようです。
この書評(読んでないけど)も、参考になりますね。テーマと関係あるようなないような個人的な事柄から文章が始まるのも、危ない。これは最初の数行ではわからない場合もあるので、困りものです。
記事って(記事に限らず、音楽とか料理とか、なんでもかな?)、モチベーションがだいじ。
本人が「しかたないから」と書いたもの、やったことに、付き合うのは、だいたい時間のムダになります。
本人がほんとにやりたいこと(少々出来栄えがまずくとも)に付き合う。そのほうがこちらも実り多き人生になる(と信じてる)。
ラヴ&ピース!
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