俳人協会新人賞の選考のツッコミどころの多さよ。— 神野紗希 (@kono_saki) 2017年3月11日
・「無季の句の掲載が心から惜しまれる」=無季の句があると俳人協会の賞の対象に入らない
・「俳句は日本語で勝負する詩」=「中庭(パティオ)」という外来語は認めない
・遅刻の今井委員を待たず選考
俳人協会報「俳句文学館」551号 pic.twitter.com/kBylL7syhB
無季への絶対的ダメ出し、カタカナへの相対的/場当たり的なダメ出しは、ずっと変わらず繰り返されてきたこと。それへの疑問・批判を含め、ほぼ定期的に話題にのぼる(≫参照)。
保守的(とはほんとは言えないんだけど)で旧弊な規則遵守の態度、それへの拒否反応・批判。この双方にいまさら感は否めず、後者の硬直化がむしろ心配(カジュアルな寛容主義って排他主義・厳格主義よりも受け入れられやすいしね)。カギ括弧付きの「伝統」をめぐる見解や感想の対立は、常態化というより儀礼化した感。
個人的に、ツボは、むしろ「遅刻の今井委員を待たず選考」の部分。
へえー、待たないんだ。ちょっと吃驚。
ふつう待つでしょ?
ふつう待つでしょ?
俳句以外にすることなくも暇な(憶測です)老人たちなのに? と言ったら叱られるかもしれないけれど、交通渋滞の遅れくらいは待つでしょ?
(で、今井聖さん、その後、どうだったのだろう? こんど聞いてみよう)
つまり、きっと。
有季定型や外来語にまつわる判断基準も、定刻どおりスタートも、「考えるのがめんどう」だから、決めたとおり、ということなのでしょう。
めんどうなら、賞とかやめればいいのに、協会も解散すればいいのに、と思う。こういうことのほうがよほどめんどうそう。
くわえるに、待たなかった理由に「今井委員がいたら、めんどう」というのもあったんじゃなかろうか(憶測です)。
くわえるに、待たなかった理由に「今井委員がいたら、めんどう」というのもあったんじゃなかろうか(憶測です)。
5 件のコメント:
今井聖さんが、今回の候補だった句集をそれぞれどう評価していたのか、興味があります。「週刊俳句」で取り上げていただければ、とても嬉しいのですが…
んんん、それは、今井さんにかなりの負荷を強いることになりますね。
なにかのついでに雑談ぽく話を振ってみるかもしれません。
(もし今井さんがオフ会にいらっしゃるなら、そのときがチャンス)
今井聖さんが遅刻されたことが書かれていますが、神野さんは今井聖氏のご承諾を得てからツイートされたのか?その点も合わせてお伺いしていただけたらと思っています。
俳人協会報「俳句文学館」551号・当該記事の冒頭に、その件は書かれているので、
承諾等は不要でしょう。
画像になっている記事を読まれるといいです。部分部分は抜けますが。
私の表現不足だったようです。
俳人協会報に記事として掲載されたのも神野さんのツイートから知りました。
俳人協会が記事として掲載されるのは妥当だと思います。神野さんのツイートにより、今井氏の遅刻を知りました。遅刻が悪いと責めているのではありません。この拡散により多くの方に知らされましたね。
私が「なんで、あんたに拡散されなきゃならんのだ」と思うたちですので言及いたしました。
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