2018/08/08

■『カメラを止めるな!』、あるいは、なにも止めるな!

映画館の満席とは、左右の端っことか最前列とか、「そこって映画観る場所じゃないでしょ」という席まで埋まるということで、そんな異常事態が軒並み、それもどの時間帯にも起こっているという『カメラを止めるな!』(上田慎一郎監督)。

やっとこさ観てきました。池袋ロサ。40年くらい前にビリヤードの試合で来たなあ(プロじゃないよ、アマの試合だよ)。当時から場末感みなぎるビルでしたが、さらにディープに。

で、映画なんですが、評判に違わず、最高!!!です。

で、なにを言ってもネタバレになるので、なにも言えない。

でもちょっとだけ言えば、トリュフォー『アメリカの夜』。いや、ヴィム・ヴェンダース『ことの次第』か? ぜんぜん違うんだけど、じわーっとね。『アメリカの夜』なんだよなあ、と。


ところで、ひょんなことから、上田慎一郎監督のおとうさんのフェースブックを知って、これがまた途方もなく素晴らしいのですよ。『カメラを止めるな!』のバックステージものというのでもなく、スピンオフでもなく、でも、それらと無縁でもなく。

上田慎一郎 カメラを止めるな



『アメリカの夜』や『ことの次第』を持ち出したけれど、『カメラを止めるな!』は、映画って素晴らしい、にとどまらず、なにかをするってことは素晴らしい、さらには、死なずに動いているだけで素晴らしい、と、どんどんとんでもなく一般へと広がって、観ているこちらの胸がいっぱいになる。

『カメラを止めるな!』という映画を観ることは、『カメラを止めるな!』という出来事に出会うことなのかもしれませんよ。

ラヴ&ピース!

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