2020/09/16

【句集をつくる】第25回 歌仙からのサルヴェージ

過去作から拾い上げるのに、連句(歌仙)もあるな、と。最近はやっていないけれど、ずいぶん古くから遊んでいる。百巻までは行ってないけど、数十巻はやった。どこかに残っているはずの記録を探し出すのは骨が折れるが、例えば、

ぜんぶある耕耘機から入れ歯まで  10key

これは歌仙「厨」から。

こういうマヌケな句をどんどん見つけたい。

ところが、最近、こんな記事を読んでしまう。

高松霞:連句の著作権について

そこには「単一の著作物について、各人の寄与を分離して個別に利用できない」「転載する場合やどこかの大会に応募する場合などは、著者全員に許可を得ておいた方が良いと思います」とあり、ううむ。

参加者(連衆)の許可なんて、きっと無理。

そのへんは無法者を通すというムチャもやぶさかではないし、歌仙からのサルベージなんて、拾える句は多くないだろうし、拾う先も見つからないことのほうが多いから、それはいいとして、それよりも、今後、歌仙への参加は二の足を踏んでしまいそう。

自分のつくった句は(俳句でも付句でも)、そののちのリイシュー(再編集)という作業が愉しい、というクチなので、歌仙から自分の付句を切り離すのにハードルがあるのは、現実にどうとかいう以前に、心理的負担(つまり、「なんだかめんどうだなあ」という)が先に来てしまう。

まあ、この問題は保留ってことで、ラヴ&ピース!


0 件のコメント: