2013/01/20

これは便利! デジタル版『俳句年鑑』

『俳句年鑑』に住所録以外の用途があるなんて、上田信治さんの記事「【週刊俳句時評75】闘われているらしい」を読んで、初めて知りました。


(「初めて」というのは少しウソです。ごめんなさい)

ま、それはともかくとして、あれだけの個人情報(電話番号まで載ってます)があの値段、というのは、個人情報保護法施行以降のわが国においては、もう信じられないくらいありがたい刊行物だと思いますよ。

句集を出した人が贈呈先リストをつくるときなど、重宝このうえない。その意味では、『俳句年鑑』こそ他の諸々の刊行物にさきがけてデジタル化するべきです。エクセル・ファイルの有料ダウンロード(役所関係の資料に多いパターン)でもいいです。

生年、所属結社、主宰かどうか、などのタグ情報が振ってあれば、一発でソーティングできますし、住所・氏名のタックシールへの出力機能まで付いているというイタレリツクセリも期待したい。

そうであれば、例えばこれから句集を出す俳人諸氏にとって、どれだけ便利なことか!

いかがでしょう? デジタルコンテンツ事業部なんていう部署が、今は、どの大手出版社にもあります。 まずやるべきことは、「俳句年鑑=俳人住所録」のデジタル化である、と声を大にして申し上げたいのであります。



(すでにデジタル版があったら、不明を詫びねばなりません)

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