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エミール・クストリッツァというサラエボ出身の監督の映画がおもしろいと、竹丸くんから聞いて、いま上映中の「ウェディング・ベルを鳴らせ!」に出かける前にひとつ、ということで「ライフ・イズ・ミラクル」(2004年)をレンタルで借りて観る。
内戦直前、ボスニアの片田舎で暮らす鉄道技師。サッカー選手をめざす息子は徴兵され、オペラ歌手の妻は楽士と逐電。そこへ筋が進むまでに、いろんなことが盛りだくさんに起こるが、話の本番は一人暮らしになってから。
ロバ、猫、犬、鳥…。動物が抜群な映画。音楽もいい。役者もいい。風景の撮り方もいい。エピソードへのこだわりも好みに合う。深刻ぶらない喜劇的(ときとしてドタバタ)なタッチも好み。祝祭・狂騒シーンに独特の味。
星4つ半くらいに気に入ってしまった。
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