2016/11/05

■句集の序文がいかにバカげていて読者に迷惑か

…について、以前、ウラハイに書いたのですが。

http://hw02.blogspot.jp/2016/07/4.html

映画に喩えるよりも、小説本のほうがわかりやすい。

小説が始まる前に、どんな作家か、この話のどこが見せ場か、そんなことを滔々と、巻頭で語られたら、どうします?

げんなりしますよね。その本、捨てたくなりますよね。

(実際は捨てたりはしなくて、序文は飛ばして、無視して、話を読み始めるわけですが)

というわけで、序文、要らない。


なお、著者自身が書く手は、ある。ネタバレに気をつけながら(つまり、集中から句を引いたりせず)、読者への挨拶として。


なお、鴇田智哉『こゑふたつ』(2005年)の序文(今井杏太郎)は、上記に該当せず。


すばらしい。

「黙って静かに」は、句集に序文に寄せまくるエラい人たち(結社主宰etc)が肝に銘じるべき、かな?(かわいく首をかしげるポーズで終わる)

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