「気の利いたことを言え」というのは、シロウトぶりの深刻度合いとはほぼ関係なく、たいてい無分別に投げかけられると言っていい。/俳人には、そういうチョッカイを出しやすいのである。/俳人が出してきた「気の利いたこと」は、シロウトでもチェックしやすい。五・七・五であり、季語というものがはいっていればよいということを学校で習ったのである。なるほどです。こうしたチョッカイは「クロウト」と思っていない証拠であります。同時に、山田さんから「モンスターシロウト」と呼ばれた人(たち)は、自身を「シロウト」と見ていない(範疇化していない)。いないからこそのセリフ。してみると、シロウト・クロウトの二項(あるいは範疇)は、俳句世間の側だけに存在するもので、一般には、そんなものはないのかもしれません。
私は俳句世間にいるわけですが、俳句の「クロウト」の存在について、あまり確証が得られない。簡単にいえば「そんなの、いないんじゃあないの?」。まあ、何をクロウトというかが問題ではあるのですが。
それはそれとして、リアルな現場における「はい、ここで一句」というリクエストには、
@ka4no 会社で「四ッ谷君、今日は満月だよ、一句作ってみてくれよ」と言われたので、「一句10万円でお受けします」と答えておいた。
— 四ッ谷龍さん (@leplusvert) 8月 2, 2012
といった対応がベストの部類かと。
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