2012/08/02

五輪とか

このあいだの句会のあと、テレビで五輪観戦。重量挙げのユリア・ローデ選手(私の個人総合優勝候補)が尻餅をついたとき、私たちオッサンたちの心臓に、あの夏の日の鼓動が甦ったです(≫写真)。葉月氏の「あの 瞬間 、世界中から〈萌~〉の声が 何百万と あがったはず」との言は、いかにも。

真剣に勝負する人の顔は、美しいです。


五輪といえば、
サッカーをこんなふうに詠めるのは、俳句の醍醐味。というか、金原まさ子さんの醍醐味。



ナショナリズムの昂ぶりはこの手のイヴェントではいたしかたないのかもしれませんが、イヤな空気も流れます。

七輪と五輪のちがひ秋刀魚焼く  tenki 「くぢら」2009-12-27より(若干の改変)

誰が負けてどこの国が勝ったとか、そんなことより、選手ひとりひとりの表情や挙措の美しさや切なさ、ですね。この期間中の愉しみは。

0 件のコメント: