上の動画はケヴィン・スペイシー監督・主演の映画『ビヨンド the シー 夢見るように歌えば』(2004年)。未見ですが、60年代前半に活躍した人気歌手ボビー・ダーリンを描いた映画らしく、この「Simple Song of Freedom」は彼の代表曲のひとつ。
プロテストソングと呼ばれた頃のフォークソングな曲調です。ギター1本の弾き語りで、しっとりと歌う。アメリカの白人さん(の一部?)は、こういうの、好きですね。
ところが、これ、黒人がやると、とたんにゴスペルっぽく。
The Voices Of East Harlem
黒人が歌うと、オリジナルの歌詞、「Hey there, Mister Black Man can you hear me?」が「Mister White Man」に変わる。そのへんもおもしろいところです。
もうひとつ、女性歌手ヴァージョンで。デラ・リーズ(DELLA REESE)は、テレビタレントとしても人気のあったゴスペル歌手らしい(米国の中高年なら誰でも知っているといったたぐいの人でしょうか)。
堂々たる歌いっぷり、かつ、まだ余裕を残した感じで、なかなかです。
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