2016/06/07

■ゆらゆら 竹井紫乙句集『白百合亭日常』の二句

竹井紫乙句集『白百合亭日常』(2015年9月/あざみエージェント)に、

世界中ゆらゆらにする装置買う  竹井紫乙

という句があったので、それは、やはり、ゆらゆら帝国のCDかなにかなんだろうなあ…



…と身も蓋もない(しかもきっと間違っている)反応をしたところ、その4ページあとに、もっと身も蓋もない句が。

揺れながら焼きそばパンを食べている  同


このゆらゆらな流れ、お気に入りです。



2 件のコメント:

竹井紫乙 さんのコメント...

『白百合亭日常』の編集時にずっと聴いていた音楽というのが二曲ありまして、ひとつはFishmansの「LONG SEASON」。もうひとつがマーラー「交響曲第五番嬰ハ短調」の第四楽章です。ぐらんぐらんに揺れております。句集のテーマ曲と言っていい、二曲。

ゆらゆら帝国は実は先月図書館で見つけて、初めてちゃんと聴いてみたのでした。だから「タコ物語」はこちらのブログで初めて聴きましたけど、映像も含めて面白いですねー。ちなみに図書館で借りてみたCDの中では「ゆらゆら帝国で考え中」がインパクト大きかったです。最初に聴いた時、かなり爆笑してしまいました。毎日通勤途中に聴いてます。


                             竹井 紫乙

10 key さんのコメント...

こんばんは。

フィッシュマンズは名前だけ知っていました。レゲエ、ダブのバンドと思っていましたが、後期はそれとはずいぶん違いますね。いまさっきYouTubeで「LONG SEASON」「宇宙 日本 世田谷」を聞いてみました。洒落てます。この音、好みにドンピシャ(歌声はちょっと私にはスウィートすぎ)。

マーラー の響曲第5番・第4楽章は『ベニスに死す』なんですね。

この週末あたり、ゆっくりゆらゆらしてみます。