アカデミー長編アニメ映画賞にノミネートされるなど話題の「アノマリサ」(チャーリー・カウフマン、デューク・ジョンソン監督/2015年)をレンタルで観ました。
人形を使ったストップモーションアニメ。チャーリー・カウフマンは「マルコヴィッチの穴」「エターナル・サンシャイン」の脚本家。奇妙な話を書く人ですね。
「アノマリサ」もまたタイトルどおりアノマリー(異常、変則)ではあるけれど、前述2作とは異なる奇妙さ。
簡単にいえば、すべてに飽き飽きした男の1泊2日の物語。
映画の感触を、ひとことでいえば、リアル。
人形アニメなのに、リアル。むせ返るくらいリアル。
見ているあいだも、見終わったときも、気分が、ど~んと重くなりました。
考えてみれば、通常の映画、俳優さんたちが繰り広げる映画という物語は、どんなに日常的で現実的でスケッチ的でも、非リアルなのですね。りっぱな男優、きれいな女優がくりひろげる、という卑近な意味でも、映画という一種ファンタスティックな演出・編集という点でも。
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