話の流れで今年は「黒10key」を前面に押し出しては? ということに。
そこで、『オルガン』の注目度が高いという話題でもちきりになって、『オルガン』の同人がいたので、手始めに、
「しゃらくさい同人誌だな」
と黒っぽく言い捨てると、くだんの同人氏から蹴りが飛んできました。『オルガン』は暴力的でもあるようです。ちょっと見直しました。
しかしながら、考えてみれば、ダメだと思うところにも触れるってことは、なにも「黒い」わけではなく、クリティーク(批評的)。
良いことだけ言って、あたりさわりなく、あとは腹に抱えたまま、あるいはウラでいろいろ言ってるほうが、よほど黒い。
これからも「キュートにクリティーク」をウリに、適当に楽しみます。
ただ、誠実にクリティークであるには気力が必要。俳句世間がめんどうなときは「事を荒立てずに愛想よく」をやっちゃう。そんなときは「休憩」と思うことにする。
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某日。銀座・伊東屋で手帳を買う。初めてのタイプを、中身を見ながら決めた。
伊東屋は2015年のリニューアルで、ずいぶんと変わった。オシャレ化・高級化。意識高い系にアピールしそうな品揃え。文具のセレクトショップのようでもある。
やたら歩かせる導線は、「私を見て! すみからすみまで見て!」と言ってるようだ。
ゆったりとした通路は歩いていて気持ちがいいけれど、昔の伊東屋のように「なにかおもしろいものないかな?」と散歩したい感じはない。昔の伊東屋は、「ここに住みたい」と思うくらい、何があるのか楽しみな店だったが、今は、センスのいい人のセンスのいい客間にお邪魔する感じ。住みたいとは思わない。
でも、これからもときどきは出かけて、モノを買うと思う。
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某日。週刊俳句の新年詠に投句。
私のメールアドレスは投句先のひとつではあるんだけれど、自分が投句するかどうか、できるかどうかは、年による。今年は、句ができなければ、それでしかたない、あきらめようと思っていたのですが、できたので、投句。
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某日。初詣。少し足をのばして池上本門寺、九品仏浄真寺へ。
どちらも私は初めて。
嫁はんは池上の同級生の家にはよく行っていたが(同級生の部屋でスリー・ドッグ・ナイトのレコードを聞いた、って、そういう情報、要らない?)、本門寺には行ったことがなかったという。九品仏に関しては、そこに大きなお寺があるとも思わなかったようだ。
ふたりともに初めての本門寺と浄真寺。どちらも、とてもよかった。
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