体重計に針のおろおろする秋暑 杉山久子
働かぬ蟻のおろおろ来りけり 西村麒麟
ともに『俳句』2010年11月号より。
部屋を片づけていて古い雑誌が出てきた、と思うかもしれませんが、違います。俳誌や句集から俳句を書き留めていたノートが出てきたのです。部屋の片づけ、というところは当たっています。
この1年くらい体重を気にしながらの暮らしなので、体重計の「おろおろ」、よくわかる、というか、毎晩のように見ています。針じゃなくて、7セグの数字だけど、このデジタル表示も「おろおろ」するのです。「おろおろおろおろっ」とちょっと素早く、ですが。
で、働くか働かないか。事情が許せば、好きなほうを選ぶのがいいです。怠けるのが好きな人は怠ける。でも、怠けるのが嫌い、働くのが大好き、という人も、世の中には多い。そういう人は、誰に憚ることなく、めいっぱい働くのがいいです。そうして、怠け者も幸せに暮らせるくらいの成果をあげてもらう。これで万事うまく収まるのです。
って、何言ってんだろう?
俳句の話だったんだよ。
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