俳句は、
1に「愛嬌」
2に「いいかげん」
34がなくて
5が「ずらし」
…というのは(他にもいくつか要件はあるにしても)、俳句を読むときの、単に好みというに過ぎないのですが、存外本気です。
愛嬌は、T田T哉さんは「茶目っ気」という語をあてていらっしゃるそうです。同じことを指している。
「いいかげん」とは、「まあまあ、そんなにがんばりなさんな」という部分と、加減の悪い句よりも加減の良い句のほうが、そりゃあいい、ということ。
「ずらし」は、何かをずらす、としか言いようがなく、ひょっとしたら伝わりにくい。作り手のスタンスとしての「かわし」につながり、あるいは「傾(かぶ)き」にもつながる。
愛嬌のない句はたいてい不遜。いいかげんなところのない句は暑苦しい。ずらし・かわしのない句はどこか痛々しい。
最初にも言ったように、単に好みの問題です。
自分で作るときも、自分の好みに沿うように作ろうとしますが、そこはまあ、なかなか、ね。意に沿ったものを作るというのは、俳句に限らず、なかなかタイヘンなことです。
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