l'écume des jours by tenki saibara 〔come rain or come shine〕
路地を曲がるたびに、眼医者の看板が出てこないか、とドキドキしながら歩いていた。近くの西武線の駅まで約一キロの距離を、母と弟と歩く。僕は、床屋のクルクル看板と眼医者の“目のマーク”の看板に異常な反応を示す子供であった。泉麻人『カジュアルな自閉症』(1985年/ネスコ)
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