2008/09/04

証明不可能

「振替口座」を作りに近くの郵便局へ。

この書店が開業したら、本を買ってもらった人から代金の払い込みを受ける。そのために必要な口座。「郵便払い込み」の手数料は、窓口120円、機械を使うと80円(3万円以上は330円・290円)。銀行振り込み手数料より安い。銀行はヘタすると420円と、凄まじい手数料。手数料が収益を支えているという、とんでもない事態。そんな手数料を銀行にくれてやることはないわけで、「郵便払い込み」は、こうした商売には必須。

ところが、窓口で聞いてみると、この口座開設が少々やっかい。本人名義なら、免許証など本人確認だけで済むようだが、今回は、名義を「七曜堂書店」にしたい。となると、私本人がその「七曜堂書店」なるものをたしかに運営している、その証明が必要なのだという。

それはそうだ。窓口にやってきたオッサンと、そいつが言うインターネット上の古書店は、ひょっとしたら何の関係もないかもしれない。

「近頃は、機械で簡単に払い込みができてしまいますから、審査が厳しくなっているんです。いや、あの、お客様が口座を悪用されるという意味ではなくて」

わかります。おっしゃっていること。

しかしながら、インターネット上のサイト(このブログ)が、「私」の手になるものであることを証明するのは、かなり難しい。どこにも証拠がない。例えばIPアドレスやらドメイン名から、「ほら、これは私のPCで私が契約した回線経由でつくったサイトです」などと説明する? 私のスキルではムリ。

考えてみれば、インターネット全般、あるサイト・ある書き込みと現実の人間の関係はあやふやなものだ。ここで言う「私」はたしかに私なんです、と証明することはできない。なんとなく、この人はあの人なんだ、と信じて、ネット上でやりとりしている。

さて、今回、郵便局株式会社の審査担当氏に向かって、どう説明するか……。この「七曜堂書店」のページ、そしてログイン画面をプリントアウト。それらを簡単に説明した書面をつくった。「でも、こんなもの、私以外でも、作ろうと思えば作れるよなあ」と思いながら。かつ、「偽造して、どんなトクがあるんだよ?」とも思いつつ。

2 件のコメント:

猫髭 さんのコメント...

そうそう、会社の釣部の部長をわたくししてるんですが、この口座が、以前は●●会社釣部で作れたのが、コンプライアンス上、脱税で使われる恐れがあるというので、証明手続きが必要になって、面倒臭いので、わたくしの個人口座を開いてそちらに給料天引きで引き落とされて、会社に四半期ごとに会計報告をする仕掛けです。

古本も毎月利用しているのですが、そう言えば、書店名が、振込口座は個人名のものもありますね。青色申告が面倒臭そう。

アマゾンは、個人が一杯いますが、これはアマゾンが仲介しているのでカード天引きです。いくら以上になると送料只になったり、相手が10%還元とかあるので、手数料と手間とどっちが得か楽かという選択かな。
わたくしは欲しい本があれば、どっちでもいい方です。七曜堂もアマゾン傘下に入る?(笑)。

七曜堂 さんのコメント...

無事、口座を開けそうです。
わたし、善人にしか見えないらしくw
(せっかくカラープリントまでしたのに、電話で本社担当部署に、かくかくしかじか。親切な窓口でした)

アマゾン? あそこは数千冊、数万冊単位で放り込むところ。うちには縁がありません。