俳句的日常
l'écume des jours
by tenki saibara 〔come rain or come shine〕
2008/09/20
句集『七曜』
ベタでもなんでも、やはり持っておくべき、と思い、購入。山口誓子の第4句集(三省堂・1942年)。
1938年(昭和13年)から1941年までの4年間の句作が収められ、この間、肋膜炎の療養のため四日市市富田に移住(昭和16年9月)。
「甥の誕生」「鐵道ホテル」「箱根山中」等、表題が細かく付いて日記風。この頃の句集としてめずらしいスタイルではないのだろう。
秋風に歯牙なき口のひた泣ける 誓子
甥の「岬」は、誓子が名付け親。いい名前ですね。
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