本文用紙の見本が付いているところなど、これはつまり、プロ仕様。
そそられる。プロじゃないけど、そういうハードコアなノリは、そそられる。
造本と謳う以上、ふつうの造本にはしないぜ! という心意気。表紙(上の写真だと赤い部分ネ)を最小限の大きさにして、束(つか)を見せる(下写真)。
ちょっと『けむり』にも似ている。
世界の変態的造本も紹介。
ぶわっと膨れてしまう袋綴じとか(↓)、すごいぞ、ドイツ。
佐藤文香さんの句集『君に目があり見開かれ』(2014年/港の人)の出版祝賀会でお会いした装幀家・吉岡秀典さんも、装幀寄りの話題で紹介されています(↓)。
ブツとして句集を作る以上、ブツにこだわりたい。
夢は膨らみます。
膨らませ過ぎて、またもや、「じつは、句集つくる気、ないでしょ?」という声が聞こえてきそうです。
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