俳句において描写を重視する流派(その描写だったら写真や絵のほうがいいんじゃないの?といった混ぜっ返しは置いておいて)にも、人間や人生こそが俳句で語るべきものとする流派(いったい関心を寄せるに足る人間なのか人生なのか、との問いは置いておいて)にも、「ことば遊び」は軽視される傾向にある。
でもね、私は、ことば遊び、好きですよ。ことば遊び、バンザイであります。俳句でことばを遊べているなら、それで充分。ほかに何も要らない。
もっとも、遊んでいるつもりで遊べていない句も多いんだけれど。
で、その関連で2冊。
山田航『ことばおてだまジャグリング』(2016年4月/文藝春秋)はすでに一度紹介。『倉本美津留の超国語辞典』(2015年12月/朝日出版社)は扱う単位が短く「語」がもっぱら。どちらもぱらぱらめくるに最適。
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