2016/08/04

■俳句にルールは不可欠







川柳には「切れ」や「切れ字」」を忌避する傾向があるんですね。言われてみれば、そう。

「前句付け」という伝統からすれば、たしかにそうなんでしょう。

川柳を読んで、全般に散文的処理が多いと感じていましたが、「切れ」のなさとも少し関係があるようです。


ところで、俳句にもいろいろな忌避があり、ルールというものがあります。

「切れ」がなきゃいけないとか。

季語がなきゃいけないとか。

五七五が望ましいだとか。

ルールは、大いにあっていい、なきゃダメ、というのが私のスタンスです。


じゃないと、反則技が使えない

ルールがないと、反則そのものが存在しなくなる。反則のない世界とは、きっと死ぬほど退屈でつまらない世界でありましょう。


つまり、俳句は、なんでもアリ、なのであります。





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