俳句的日常
l'écume des jours
by tenki saibara 〔come rain or come shine〕
2016/08/16
■種痘は春の季語、種痘痕は?
1980年、WHOが世界的に天然痘撲滅宣言。それに伴い、種痘痕、やがて絶滅の模様。
≫学校モノ俳句 岡野泰輔『なめらかな世界の肉』の3句
http://sevendays-a-week.blogspot.jp/2016/08/3.html
≫パチモンGO!
http://yoko575.blog.fc2.com/blog-entry-154.html
種痘痕で句を作るの、流行の兆し。
過去句(俳句分野)を見ると、
毛氈の赤き座敷に種痘する
田中冬二
種痘する机の角がそこにある
波多野爽波
沖遠く白き船ゆく種痘かな
安住敦
白い船かあ。いいですね。
なお、「種痘」は春の季語ですが、これは接種の話。「種痘痕」となると、どうでしょう。見える、というところを重視すれば、夏の季語のような気もします。
蟬をば羽化させてまもなき
種痘痕
10key
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