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取り上げたのは『靑猫』創刊第一号(2016年9月20日)。
書籍や冊子の「デザイン」というと、表紙に目が行きがちですが、だいじなのは、本文。書体、字の大きさ、字間、行間、版面位置(ページの中に印刷部分をどう配置するか)等。
その意味で、山形の同人誌『靑猫』は俳誌の中で最上クラスの、きちんとしたデザイン、洗練されたデザインでした。
ということはつまり、俳誌(結社誌・同人誌)の本文デザインの多くが洗練味を欠き、ゆるいということなのですが、これはエディトリアルデザイナーの手が入らないことが多いし(とくに同人誌)、デザイナーさんがきちんと仕事をしてくれるとも限らないので、いたしかたのないところ。
一方、本文デザインなんて、気に留めたことがない、というのが一般的かもしれません。それはそれでよし。デザインて、そんなものです。でも、使う人が意識して見ていないところに気を使うのが専門の作り手。それが、知らず知らずに使う人の気持ちよさに繋がっていたりする。
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某日。値段について考える。
六花亭の「マルセイバターサンド」とセブンイレブンの「濃厚クリームのレーズンサンド」がほぼ同じ単価であることに気づき、それなら前者でしょう、と。ちなみに小川軒の「レイズン・ウィッチ」は上記より少し安い。セブンイレブン、何やってるのだ?
お米は土鍋で美味しく炊けるのに、何万円さらには十何万円もする電気釜が世の中にある不思議。
食べ物の話ばかりになりますが。
日高屋でチャーハン(430円)を食べた後、コーヒーが飲みたくなってホテルのロビーラウンジ(1,000円から1,500円前後)というライフスタイルは大いにアリと考えるタイプです。
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ソウル系のレコードにありがちですが。
なんかもうなんと言っていいかわからないジャケットと、中身の音の素晴らしさのギャップに悶える。https://t.co/sUHYNs25xp— saibara_tenki (@10_key) 2016年12月9日
メイシオ・パーカーはジェームス・ブラウンのバックでサックス吹いてた人。
もう1枚。
このジャケットは、凝ってるといえば凝ってるのだろうけれど。
で、何度も言いますが、フルアルバム、聴けるって、YouTube無法。
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未読の句集が、例によって溜まる。少し前、身軽になったはずなのに、油断するとあっというまに。
一箇所に積んであるが、視界に入るたびに気が萎えるので、目立たない場所がいいのだけれど、そうすると永遠に忘れるかもしれない。
ところで、ときどき、句集レビューを書いて、週刊俳句に載せてもらったりするのですが、某日、〈句を一句も引かないレビュー〉を思い立つ。実行・試行に移していないが(実際にはムリっぽいが)、このアイデア、まだ捨てていない。
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