2016/12/23

■俳句は愛嬌

連作なり句集を読んだとき、「愛嬌」という要素をとても重視します。愛嬌は、だいじ。

これ、しかし、ワケがわからないという人が多いだろうし、よしんばワケがわかったとしても、その「重視」というとこが、まったくわからん、という人も多いことでしょう。

愛嬌って、なに? と問われても、うまく説明できないけれど、〈ちょっとした余裕のようなもの〉では、あります。


なお、この愛嬌、作者の話ではなく、句の話。作者に愛嬌があってもしかたない。あってもなくても、どっちでもいいです。句に愛嬌があればいい。


ちなみに、「女は愛嬌、男は度胸」という成句もあって、ひょっとしたら、度胸も必要なのかもしれません、俳句には。


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