2016/12/02

■マンボウの雑さ 『里』12月の一句

『里』2016年12月号(2016年12月9日)より。

ずつとゐるまんばうの白色雑  田中惣一郎

マンボウ(翻車魚)の肌はおおむね白いが、たしかに、なんだか雑。「ずつとゐる」で、雑さが常態化したような気配もある。

ところで、マンボウは泳ぎがヘタだそうで、ほんと、雑。顔も雑だし。


で、それはそれとして、『里』のこの号、上田信治「成分表129」に出てくる「寝たまんまヨガ」というアプリが気になって気になって。

この話、解釈のしようによっては、入信とか洗脳という領域に半歩どころか数歩突入している感。「おーい、信治さーん、帰ってこいよー」って感じ。


なお、『里』は頒価500円(税込み)。問い合わせは邑書林のウェブサイトでいいと思います。


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