l'écume des jours by tenki saibara 〔come rain or come shine〕
もし自分が死んでも、誰も追悼などしないで欲しい、これは諧謔でも逆説でも照れでも、愛情飢餓的ないじけでもない。ガチガチの本気だ。口にもしないで欲しい。SNSとかがあるから、口をつぐむのは難しいかもしれないが、誰も口にしないで欲しい。自分が知りもしない人の訃報を読むと、一回目を通しただけで、もう次の何かを読み始めている筈だ。あの時と全く同じ対応をして欲しい。(…) 菊地成孔追悼文集『レクイエムの名手』(2015年11月/亜紀書房)
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